中国茶・黄茶/雨前特級霍山黄芽





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【名前】雨前特級霍山黄芽
【産地】安徽省霍山
【季節】2012年春
【期限】2014年12月
【重量】50g
【効能】抗癌作用、老化防止、熱射病予防、肝臓の保護等。
【製法】摘む - 殺青 - 悶黄 - 乾燥。(黄茶
【保存】常温で保存して下さい。
【品質】日本の検査基準を満たしております。
【形状】茶葉の右下は濃い黄色で針のような真っすぐな形。
【特徴】透明な茶器で淹れると茶葉は三上三下のように動きます。

霍山黄芽は安徽省西部の霍山山脈の東渭河の上流一帯で生産されたお茶です。
ここは山、川、新鮮な空気、雲霧、肥沃な土地という素晴らしい環境です。
海抜が600メートル以上で年間降水量は約1100〜1600mmです。
茶樹の生長にとって非常に理想な生態環境となっています。
その素晴らしい環境で育ててきた茶葉は、
独特な魅力を持っていると思います。

唐の時代から霍山黄芽は生産されていました。
毎年「清明節」の前に摘むお茶(明前茶)は、
東渭河の上流一帯で収穫される最上級のお茶と呼ばれ、
「貢品」という名が付けられました。
この「貢品茶」と呼ばれてから霍山黄芽は、
1000年以上の歴史を刻んでおります。

悠久なる歴史のある霍山黄芽の伝統製茶技術は、
1971年に新しい技術へと進化しました。
それから、中国中央政府の専用茶となり、
2007年霍山黄芽は省級非物質文化の遺産とされ、
2008年霍山黄芽は「奥運五環茶」とされ、
外国人の選手に中国から贈答用茶葉に選ばれました。
  • 雨前特級霍山黄芽のこだわり

2008年に一度訪れたこの地だが、
今年2012年に再度訪れ原産地で出来る茶葉を考察してきました。
安徽省西部には大きな大別山の北に位置する霍山県。
何重にも折り重なる山に囲まれた最高の環境。

大化坪と呼ばれる小さな集落に集まる霍山黄芽。
その場所から歩いて2時間ほどある所に位置する金鶏山。
この金鶏山こそが霍山黄芽の原産地であり、最高級茶葉が作られる地。
2012年は私が厳選した2等級の茶葉を取り扱っています。
  • 雨前特級霍山黄芽の形とは?

乾茶の色合いは黄緑色になり、
これは黄茶の「悶(メエン)黄」というプロセスを経た為、
乾茶と茶湯の色は黄色くなるのが特徴です。

「悶(メェン)黄」は黄茶の特有なプロセスであり、
湿度と温度の高い環境で茶葉を積み重ねて、
「悶(メェン)黄」を行います。
黄茶は必ず黄色くなっていなければならない茶葉です!
  • 雨前特級霍山黄芽の香りとは?

乾茶の香りを嗅いで頂きますと、
フワーっと花の香りがはっきり感じられます。
飲む前にこのお茶の美味しさを体感出来ます。

口に含むと、栗のような香りを感じる事が出来ます。
飲んだ後、花の香りが口の中に広がり、
爽やかな感じを与えてくれるお茶だと思います!
  • 雨前特級霍山黄芽の味とは?

味は柔らかく、口に含んだ瞬間はほんのり苦味がありますが、
後味には黄茶特有の甘みが口を覆い尽くし、
三口ほど飲むと少しずつ癖になる味だと思います。

この甘みは口の中でじっくりと持続され、
爽やかな味わいを感じて頂けると思います。

時代の波に飲まれてしまいそうな黄茶ですが、
きちんと守られている伝統の味わいをお楽しみ下さい!
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